kumahata’s blog

医療・リハビリ系の仕事をしていますが、関係ない読書をまとめています。

読書⑨ 孤独が男を強くする を読書しました!

今回も、積ん読状態にあった本の中で、興味深かったものを読んでみようと思います。

「孤独」とは、最近は自分も人脈のなさに落ち込んだりしたこともあったので、トピックでした。

 

 著者の潮凪氏は自身も「孤独」の経験者とのことで、悩みを抱えている人にメッセージを下さる感覚で読むことができました。

 

全体像

1、孤独をエネルギーに変える

2、孤独を感じるとき、どう考えるか

3、孤独を受け入れる代わりに、新しい仲間を作る

4、恋愛

 

1、孤独をエネルギーに変える について

「孤独」には、良い孤独と悪い孤独があるとのこと。両者の違いは、自身の時間的余裕と著者はいいます。つまり、暇な時の一人でいることに対する寂しさ、これを悪い孤独としています。一方良い孤独は一人でもやることがたくさんある状態のことを指しています。

 

とはいえ、自分にも当てはまるような気がするのですが、「一人が好き」は対人関係力など社会性を全般的に低下させ、猛毒になりえるので注意が必要と書いています。

今の環境で周囲になじめないといったことがある人は、現職での振る舞いを改善していくことももちろんですが、何か別のコミュニティを探した方がよいということですね。

人集めで解毒する

悪い孤独で毒素がたまると、精神のバランスが崩れてしまうので、著者はそのようなときは、人集めの行動を取ることで解毒を図っているようです。

 

僕はこれからの2年くらいはコミュニティに参加し、「人集め」の視点も持ってやっていかないとこの先に危機感を感じた第1章でした。

このような言葉が強烈でした、「孤独の正当化、それは人間関係力の低さ、魅力のある人脈の乏しさ、自分の魅力の低さ、嫌われる怖さ、そして過去のトラウマから逃げるための居直りである。

 

2、孤独を感じるとき、どう考えるか について

例えば、職場や仲間との間で孤独を感じた時、

大切なことは「その場で自分がどうなりたいか」とのことです。

つまりそこでの仲間と仲良くなりたいのに孤独になってしまっているという状況

なのか、それともそもそも仲良く過ごす気はわかないのか。

前者であれば、自分の孤独を生み出す問題を解決していく努力が必要。

後者であれば「職場には仕事をしにいっている」というはっきりとした割り切りを持つことが大切なようです。

 

ただし、特に後者を選択する場合は、「プライベートでつながることのできる気の合う友達」を必ず探す必要があります。

 

3、孤独を受け入れる代わりに、新しい仲間を作る について

プライベートや職場で「気の合う人」がいない、、、

 

と思ってしまいがちなとき、自分もつい自分の性格を否定してしまいがちなのですが、

本書によればそれは違います。つまり、「距離感の合う友人の不足」という状態に陥っているだけであって、自分の性格云々ではないのです。

 

この本では言葉にすることが難しい感情が言語化されていて、なるほど!と思う感じがたくさんあります。人の悩みは言語化するといいのかもしれません。

 

具体的な方法では、「とにかく自分の生活範囲を破って外へ出ること」です。スクールや交流会などなんでもよいので外へ出てネットワークを広げます。1年間、努力を続けると10人くらいの友達はできるのでしょうか。もし、可能であれば、その後に自分でイベントを主催すればよいとのことです。

 

4、恋愛 について

非常に共感したのは2つあって

「恋愛はパズルと同じ」

自分に合うピースを探し続けること。合わなければ、すぐに次を探し始めること。

 

「恋愛は外に出たもの勝ち」

しかし、職場や仲間うちでそれを達成するのは難しいので、いかに外へ出るか。

異性の多い場所に身を置くことができるか。

が大切なようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

読書⑧ 一瞬でYESを引き出す心理戦略

 

前回のDaigoの本が面白かったので、積ん読状態にあった本書を読んでみました。

 

一瞬でYESを引き出す 心理戦略。

一瞬でYESを引き出す 心理戦略。

 

 

メンタリズムについて、基本から実践的なテクニックまでが書かれています。

 

 本書にも書かれていたのですが、メンタリズムは人を操るテクニックというわけではなく、「他人の気持ちを想像する」ことや「他人がどうすれば良い気持ちになるか」といったコミュニケーションの中で重要なパートを補完してくれるテクニックだと感じます。

 

全体像

4つのパートからなっています。

1、メンタリズムの基本

2、苦手な人、難しい人との付き合い方

3、セールスパーソンが商品を売るためには

4、失敗の考え方

 

1、メンタリズムの基本 について

「観察」「分析」「信頼される」「誘導する」のパートに分かれています。

これは使える!!と思ったので、簡潔にまとめます。

 

観察と分析は一体化している。理学療法の評価・治療と同じですね。

誘導も相手の自発性を重視しており、理学療法との共通がありますね!

 

「観察」はメンタリズムの最も基本となる部分といわれるらしく、著者のDaigoさんが強調しています。その際、ただ見るのではなく、相手の表情・服の色・ブランドなどを「意識して見ることが重要」とのことです。それを手帖などにメモし、分析に活かしていくのだと思います。

 

「分析」観察から、その内情を推察すること。

ここで印象的であったのは、分析したら必ずその結果を相手に投げかけてみて反応を見るという過程を踏むことです。そこで良い反応が生み出されれば「信頼」という次のステップに通じます。

 

「信頼される」には、相手から「この人はフィーリングが合う」と感じてもらうことが必要のようです。そのためのミラーリングやマッチングなど紹介されています。

 

ここまでの長いステップを経て、ようやく「誘導」に入るわけです。そこのあなた、いきなり「誘導」しようとしてませんか(僕も)?!このステップでは、相手が自発的に動いているということがポイントになるみたいです。相手が自発的に動くためには、相手の気持ちが誘導したい方向に向いていないといけないわけですね。

 

自分は「相手の気持ちがどこに向いているか」、読み取ろうともしていないときもあったような、、、まずは相手が何を考えているのか感じてみようと思います。

 

2、苦手な人、難しい人との付き合い方 について

主に仕事でですが、大人数でのプライベート遊びなどでも苦手な人というものはいるものです。でもやはり、相手の方を不快にさせないスキルは持っていたいと思います。

 

・仕事以外の話をして個人的な距離を縮めること

仕事上で会う時でも、時を見計らって関係ない話を振ることが相手への興味を示します。

・相手に聞きたいことがあれば、自分から話し、その話題にしてしまうこと

結構、直接的に相手に質問してしまうタイプなのでこの点は今から反省してなおしていかないといけません。でもその際は、「自然に」「さりげなく」がポイントだと思います。

・挨拶は誰よりも早くすることで場所を支配できる

これはすぐ実践しましょう!

・身体的距離と心理的距離の比例

正面での対面だと親密にはなれないという理論です。結構、みんな知っていることかもですが。

・いやな人との付き合いの際、相手が自分より優れているところを3つ探す

なかなか3つ探すの大変ですね。でも違う視点で相手を見るのでいいかも。

 

3、セールスパーソンが商品を売るためには

いろいろな分野で使えるテクニックだと思います。印象に残ったポイントを書きます。

 

・話しても大丈夫な状況かどうかを見極める

話しかけてほしくない相手には話しかけないこと。話しかけてもよいサインが出ていいたら、「観察」「分析」を使って相手との距離を縮めつつ、商品のトークも開始するとのことです。

 

・相手の立場に立つ

それでも話しかけないといけない場合、相手の立場に立つ発言「いきなり話しかけてすみません」などをする。

 

・相手にしゃべらせるのがうまいひとは成功する

相手の気になっている点、人に見てほしい点を突く。それでうまく話を引き出していくこと。ここでも、やはり「自然」な感じなんですね、「いきなり」「直接」は相手への配慮に欠けるのでしょう。

 

・商品を売り込むのではなく、雑談ができる関係性が重要

上記の繰り返しになります。

「記憶」への定着は「繰り返し」が必要になります。

 

4、失敗の考え方 について

失敗は自分もよくします、非常にみじめな気持ちになり、今取り組んでいることから逃げ出したくもなります。

 

本書では失敗への対処として、「失敗は結果の解釈に過ぎない」「出た結果を失敗と判断しているだけである」と書いています。そんなときは、「科学者の思考法」「実験で失敗というのはトライに対する結果の一つに過ぎない。成功するまで続ける」という考え方を参考にすることをお勧めしています。

 

確かに、何かに失敗した!と感じた時は目の前のことだけで精一杯になってしまいますが、長期的な目で見ると、大した影響はなかったりしたことよくありますよね。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読書⑦自分を操る超集中力

前回の読書⑥と似たようなジャンルですが、今回も集中力に関する本を読破しました。

脳科学に基づいて展開された書籍でとてもためになります。

 

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

 

 

全体像

この本は4つのパートからなり、

1、集中力というものに対す誤解を解くための解説

2、高い集中力を発揮するための生活習慣について

3、集中力発揮を阻害するような疲れを癒やす方法

4、時間術

となっています。

 

1、のまとめ 集中力とは

「集中力は前頭葉の活動から発生するといわれており、前頭葉の疲労は集中力を阻害する。」前頭葉はヒトらしさの中枢ともいわれ、集中力も司っているのですね。

「何かをやる」「やらない」「我慢する」という「決断」を要するときに前頭葉のエネルギー(ウィルパワー)が消費される。ウィルパワーは有限のものなので節約が大事である。では、どのように節約するか?行為の「習慣化」によって前頭葉ではなく、小脳が使われるようになる。「習慣化」をいかに促進していくかが重要。

この本では「習慣化」に関するテクニックが紹介されます。

 

2、のまとめ 生活習慣

場所:集中したいもの以外はなるべく片付ける(特にスマホなど)

姿勢:背すじを伸ばす。そうすると吸気がスムーズになり、換気効率と脳血流がアップ    

   するので集中しやすい。

食事:食後の眠気は血糖値の乱高下なので、低GI食品を使う(玄米、リンゴ、チーズ、   

   ヨーグルト、クッキー、プリン)

   コーヒーは飲みすぎない(日に500ml程度)。水分を良くとる。脱水は集中

   力を低下させる

運動:5分程度の散歩が心身のリフレッシュ効果となる

 

3、のまとめ 疲労とは、その取り方

3つ挙げられています

①睡眠

②眼の疲労をケアすること

③不安を書き出すこと

 

睡眠には、脳の神経細胞を補修する効果と記憶を定着する効果があり、睡眠にはまとまった時間を確保することが重要。ショートスリープは逆効果になる。短時間睡眠を推奨するような本もある中で、科学的にはやはり長時間睡眠が支持されているようですね。昼寝に関しても、20分以内のノンレム睡眠サイクルで仮眠をとることが前頭葉疲労に効果的なようです。

 

不安を書き出すことは、そうすることによって自身の考えが表出されて前頭葉疲労が軽減される効果があるということです。緊張を要する場面や悩み事で仕事が手につかないとき、試してみようと思います。

 

4、 のまとめ 時間術

超早起きが勧められています。いくつかのほかの書籍でも、早起きをしたあとの時間は最も集中力があり、クリエイティブな作業に向いているということがいわれており、本書でもその点は一致しています。

とても印象的だった内容として、

朝、1日のすること・しないことを決定することで、1日の意思決定回数が減らせるため、集中力が節約できます

理にかなった方法ですごいと思いました。実践をします。

 

その他、集中力を高める様々な時間テクニックが記されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

読書⑥複数の目標を達成するための時間管理~最強の勉強法~

今回は猪俣武範氏の本を読みました。

医師×MBAという複数の目標を同時に達成した秘訣が非常に気になり購入しました。

自分の周囲に置き換えても、尊敬できる方はたくさんの仕事量をスムーズにこなしている印象です。

 

ハーバード×MBA×医師 目標を次々に達成する人の最強の勉強法

ハーバード×MBA×医師 目標を次々に達成する人の最強の勉強法

 

また、この本の著者が「スキミング」という速読法を推奨しています。そのためか、太字にされている部分を読むだけでもエッセンスが把握できるような構造になっている気がしました。 

 

目標設定を行うこと

まず、すべての基本である目標設定です。著者は「長期的な目標はすぐ見えるところに書いておくこと」「自身の目標に対する進捗を定期的に把握すること」を強調されています。病院でのバイタルサイン測定と同様という言葉には納得させられました、

 

成し遂げたい目標が複数であっても同時進行を意識することも強調されています。

最も最近の社会情勢から、一つの専門分野や能力を発展するだけでは失職のリスクもあるため、複数の資格や語学能力を磨くべきだという考えです。

 

目標に対して、1歩でも進むことができてきたら、Facebookなどで周囲にアピールを行うことも勧められています。これは発言によって自身へプレッシャーをかけること、拡散によって自身の存在認知、仕事の依頼へつなげることが良い点です。

 

時間を管理して目標達成に向かう

印象的だったのは、勉強のためにまとまった時間をとることにこだわらないことです。

ついつい勉強のためには2時間程度の時間がないと、、など考えてしまいがちです。しかし、10分を6回繰り返せば1時間ですし、短時間なので密度は高まるということが記憶に残ります。

 

勉強に対する心構え

勉強したことは、自分で咀嚼し、他者へアウトプットが必要です。

著者はブログの運営を推奨されていました。ブログを書くためには自身の考えを端的にまとめ、文章に表現することが必要になります。

(これは今後の自分の大学院生活でも重要な能力であるため、ぜひブログを長くつづけていきたい)

また、「勉強への投資を惜しまないこと」を強調されてました。これはとても耳の痛い問題です。自分も4月の2万円のセミナーへ参加を躊躇していましたが、参加を決意しました。

 

英語

大学院に進むからには英語発表を行いたいです。

英語を読み、スピーキングするスキルが必要です。スピーキングのためのコツとして「自身の自己紹介文を英語で話せるようにすること」が勧められています。これはぜひ着手したいです。

 

まとめ

とにかく実践的な内容が盛りだくさんで、僕自身の現状にもマッチした書籍でした。

まずは頭の中で漠然としていた目標を手帖に書き、日々の進捗を意識していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読書⑤1人1人の生産性向上について考える~新・所得倍増論~

今回はデービッドアトキンソン

「新・所得倍増論」を読書しました。

 

 

デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論

デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論

 

 

Facebookにて紹介されており、興味があったので買ってみました。

経営者の方が読んでいたそうなのですが、確かに内容もGDPに関するもので読みづらい部分も多少あったかもしれません。

しかし、データに基づいて今の日本の経済の問題点を列挙してくれています、また、日本人の「データを参考にしない風潮」「問題点を直視したがらない現状維持の風潮」に警鈴を鳴らしていて、日ごろの生活でも参考にしたい考えでした。

 

そもそもGDP国内総生産)とは?

この本ではGDPに関する議論が多いのですが、GDPの意味がまずわかりませんよね。

国内総生産といい、その国内で取引された金額の総額を表しています。人口の要素は考えず、総額のみで順序付けをされます。自分もなんとなく理解した程度なので、今回はこの程度の説明にとどめたいと思います。

 

バブル期において日本はなぜ高度成長できたのか?その後の問題点は?

茶者が示したデータによると、簡単にいうと、ベビーブームの世代が成長したことにより「人口」が増えたためにGDPが世界第2位まで上昇したとのことです。で、現在はインドや中国がその恩恵に授かっており、GDPランキングで日本を追い抜いています。

 

でも、日本は今後少子化が進んでいきます。バブル期の感覚では日本のGDPは下がる一方なのです。データ上でも日本は1人あたりの稼ぎ出す生産性(1人あたりGDP)が先進国でもかなり下位(27位)にあたります。

つまり、日本の労働者個々人が稼ぎ出す量が少なく、それを今後は増やしていかなくてはGDPは下がり、世界経済の中で2軍扱いされてしまいます。

 

一人あたりGDPはどのように高めていけばよいのか

ちなみに1人あたりGDPのランキング1位はカタールでした。なぜカタールなのか気になりますが。

日本に話を戻すと、今後1人あたりGDPを伸ばしていくためには

①生産性の低い業界である、農業・サービス業を筆頭に効率的な生産システムを構築する必要がある

②①のためにはIT化を進め、収益を上げていく必要がある

③女性が30代を超えると急激な収入低下になる。その低下を極力抑えるべきである。

という主張がされていました。

 

 アメリカなどの海外では1995年以降のGDP向上にIT化が貢献したといわれているようですが、日本ではいまだにその効果が見られていないようです。

 

業務を効率化するためには新しいシステムを作る必要があるのですが、日本人の「現状維持を好む」性質が邪魔をすることが多いみたいです。問題点を指摘されることを非常に嫌がる風潮があるのは自分も含めてそう感じます。

 

また、女性は子育てを挟むと急に仕事量が減る傾向にあるため、そちらに対するケアも必要です。これは著者によると経営者や政府が女性にも時間あたりに高い価値のある仕事を任せていない現状が問題とされています。経営者サイドが女性を起用しなくてはならないような政策を政府が作る。これが重要なようです。

 

硬い内容で疲れたのでこのあたりで終了します。

 

 

 

 

 

読書④勉強って儲けるためにはならない?~学びをお金に変える技術~

「学びをお金に変える技術」井上裕之氏

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この本は、タイトルを見て即買い。

自分の今の状況である大学院進学と、なりたい自分(収入アップして良いマンションに住みたいなど)の間にあるギャップを埋めてくれる本でした。

 

収入アップのためには、ノウハウの実践ではなく意識を変えることが大事

世の中のセミナーや商材などで「儲ける方法」を述べたものは多く出回っていますが、「なんとなく怪しい。。。」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

僕もそうだったのですが、この井上氏の著書を見て「少し安心できた」「意識を変えていこう」「そっちの方が効果ありそうだ」という感想を持ちました。

 

細かなテクニックを学ぶのではなく、意識を変えて今の仕事やキャリアアップに取り組んでいくことで必ず収入アップにつながる道筋が立つ。

 

具体的にはマーフィーなど潜在意識を変えていくこと(そのためにも書籍を読んだりして勉強が必要)がとにかく大事だということ。僕はさっそく「思考は現実化する」を購入!読んでみます!!

 

学ぶ分野はまず、潜在意識。そこから後は個々人の専門・興味分野で良い

潜在意識やマインドについてしっかりと身に着ける。そこから先は個人の専門分野を勉強し、自分のキャリアアップを行っていくと良いとのことでした。

 

「楽しんでやること」が大切ですね。著者の井上氏も自分の専門分野の勉強は「努力した覚えはない」と本の中でおっしゃっています。

 

お金の使い方・人間関係・時間の使い方

ためたお金は「使うこと」ただし、使い道が大切だとのこと。(反省)

自分を高めること、他者のために使うこと、良い店やブランドものを買うことで一流を体感すること

これらにのみお金を使うことで自分に必ずやリターンが得られると。ちまちま節約タイプではあったのですが、使うところは使おう!と思いました。

 

同時にカフェに使うお金は節約を継続しようと思いました。。

 

仕事のための「人脈つくり」は頑張らなくても支障なし。

はい、この言葉待っていました、僕の苦手な懇親会の類ですね。自分がうすうす感じていた「これ意味あんのかい」な名刺交換について思いを代弁してくれました。

 

ただし、仕事を精一杯頑張っていれば、結果を出していれば人脈は自然発生するのでそちらの人脈は大切にすべきだということです。

 

人脈の代わりに「ライバル」を作ろう

ライバルは仮想でもよいので、作った方がいいと。確かに今ライバルいないなあ

ともに頑張れる関係を作れるので、仮想でも良いしすでに出世した人でも良いから

「あの人も頑張ってるから」と自分を奮い立たせることができる。

 

勝ち癖をつけること、本を読みまくること

井上氏によれば、「どの分野でも良いので、人には負けないものを作りましょう」ということです。一つの分野で深い教養や技術を身に着けることで、「勝者のメンタリティ」がつくといいます。

 

一度勝者の感覚を味わうことで、他分野でも頭角を現しやすくなります。

 

必要な教養をつけるために、読書がやはり重要とのこと。積ん読でもいいので、「これだ!」という本は「そのタイミングを逃さずに」購入しましょうという。

 

以上です。

今回は少し長文になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝え方が大切「何を」ではなく、「どのように」が大切と感じた~なぜあの人は人前で話すのがうまいのか~

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「なぜあの人は人前で話すのがうまいのか」中谷 彰宏 氏

 

「自分が考えていることを人に伝える自信がない」、「口で伝えくても行動で示せばいい」という考えは甘かった

 

はい、自分はまさにこの考えを持つタイプです。いわゆる職人タイプといいますか。。

「自分はこんなすごいことを考えている」という自信を持つことはよいですが、それを他者に伝えアピールしなくては、会社や組織では出世できないでしょう。

この本を読んで、反省をしているところです。

 

「あなたと同じ情報・知識を持つ人は何人もいる」

この本では、今は「高度情報化社会」と書かれています。つまり、情報より「伝え方」が勝つ時代とのことです。

同じ情報や知識を持つ不特定多数の他者よりも、自分が選んでもらうためにはその知識をどのような方法、角度で伝えていくか。

これが大切ということが非常によくわかりました。具体性に乏しい記述になってしましましたが、今後自分が情報を発信するにあたって気を付けていきたい点です。

 

では、人にプレゼンをする心構えとしては、どういうものがあるでしょうか?

 

プレゼンにおける「準備」「作戦立て」の大切さ

この本には非常にいろいろなポイントが記されていますが、私にとっては一番は「準備」が大切かなと。

話すための「作戦立て」を行い、「実行する」

その結果、失敗してもまた修正を行い、「作戦変更」する。

この過程を経ていくことで、成功できる話し方が身につくということが書かれています。ただし、最初の準備が不十分だと、なんの価値もない機会損失につながるとのことでした。

 

そのことに関連して人の話やプレゼンを聞くことの大切さも触れられています。

人の話を聞くことで、その人の話し方における作戦を見抜くことができるのです。それを参考にして自分の作戦をブラッシュアップさせていくという視点は新しいですね。

 

「名刺」だけで済まさない。「自己紹介」できる人になる

今までの記述と少しずれるのですが、「自己紹介」というものの重要性も学びました。

私の情報を1分間で過不足なく、相手に伝えられますか?しかも印象に残るように。

 

これは今後、自分が名刺をわたすときにプラスして、30秒~1分でプレゼンを行う「習慣」をつけていかなくてはなりません。その中で仮説検証を行っていきます。

 

 

正直、自分は今の会社では出世できていません。

能力には少しだけ自信はあるにも関わらずです。

出世できていない理由は、「自分の能力や熱意」を上司に伝えようとしなかったことに尽きると思います。幸い、今度から環境も変わるので、これはチャンスです。

この本に書かれている学びを実践していくことが大切ですね。