読書⑨ 孤独が男を強くする を読書しました!
今回も、積ん読状態にあった本の中で、興味深かったものを読んでみようと思います。
「孤独」とは、最近は自分も人脈のなさに落ち込んだりしたこともあったので、トピックでした。
「孤独」が男を強くする ふとした寂しさを力に変える36の法則
- 作者: 潮凪洋介
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2016/02/05
- メディア: Kindle版
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著者の潮凪氏は自身も「孤独」の経験者とのことで、悩みを抱えている人にメッセージを下さる感覚で読むことができました。
全体像
1、孤独をエネルギーに変える
2、孤独を感じるとき、どう考えるか
3、孤独を受け入れる代わりに、新しい仲間を作る
4、恋愛
1、孤独をエネルギーに変える について
「孤独」には、良い孤独と悪い孤独があるとのこと。両者の違いは、自身の時間的余裕と著者はいいます。つまり、暇な時の一人でいることに対する寂しさ、これを悪い孤独としています。一方良い孤独は一人でもやることがたくさんある状態のことを指しています。
とはいえ、自分にも当てはまるような気がするのですが、「一人が好き」は対人関係力など社会性を全般的に低下させ、猛毒になりえるので注意が必要と書いています。
今の環境で周囲になじめないといったことがある人は、現職での振る舞いを改善していくことももちろんですが、何か別のコミュニティを探した方がよいということですね。
人集めで解毒する
悪い孤独で毒素がたまると、精神のバランスが崩れてしまうので、著者はそのようなときは、人集めの行動を取ることで解毒を図っているようです。
僕はこれからの2年くらいはコミュニティに参加し、「人集め」の視点も持ってやっていかないとこの先に危機感を感じた第1章でした。
このような言葉が強烈でした、「孤独の正当化、それは人間関係力の低さ、魅力のある人脈の乏しさ、自分の魅力の低さ、嫌われる怖さ、そして過去のトラウマから逃げるための居直りである。
2、孤独を感じるとき、どう考えるか について
例えば、職場や仲間との間で孤独を感じた時、
大切なことは「その場で自分がどうなりたいか」とのことです。
つまりそこでの仲間と仲良くなりたいのに孤独になってしまっているという状況
なのか、それともそもそも仲良く過ごす気はわかないのか。
前者であれば、自分の孤独を生み出す問題を解決していく努力が必要。
後者であれば「職場には仕事をしにいっている」というはっきりとした割り切りを持つことが大切なようです。
ただし、特に後者を選択する場合は、「プライベートでつながることのできる気の合う友達」を必ず探す必要があります。
3、孤独を受け入れる代わりに、新しい仲間を作る について
プライベートや職場で「気の合う人」がいない、、、
と思ってしまいがちなとき、自分もつい自分の性格を否定してしまいがちなのですが、
本書によればそれは違います。つまり、「距離感の合う友人の不足」という状態に陥っているだけであって、自分の性格云々ではないのです。
この本では言葉にすることが難しい感情が言語化されていて、なるほど!と思う感じがたくさんあります。人の悩みは言語化するといいのかもしれません。
具体的な方法では、「とにかく自分の生活範囲を破って外へ出ること」です。スクールや交流会などなんでもよいので外へ出てネットワークを広げます。1年間、努力を続けると10人くらいの友達はできるのでしょうか。もし、可能であれば、その後に自分でイベントを主催すればよいとのことです。
4、恋愛 について
非常に共感したのは2つあって
「恋愛はパズルと同じ」
自分に合うピースを探し続けること。合わなければ、すぐに次を探し始めること。
「恋愛は外に出たもの勝ち」
しかし、職場や仲間うちでそれを達成するのは難しいので、いかに外へ出るか。
異性の多い場所に身を置くことができるか。
が大切なようです。