伝え方が大切「何を」ではなく、「どのように」が大切と感じた~なぜあの人は人前で話すのがうまいのか~
「なぜあの人は人前で話すのがうまいのか」中谷 彰宏 氏
「自分が考えていることを人に伝える自信がない」、「口で伝えくても行動で示せばいい」という考えは甘かった
はい、自分はまさにこの考えを持つタイプです。いわゆる職人タイプといいますか。。
「自分はこんなすごいことを考えている」という自信を持つことはよいですが、それを他者に伝えアピールしなくては、会社や組織では出世できないでしょう。
この本を読んで、反省をしているところです。
「あなたと同じ情報・知識を持つ人は何人もいる」
この本では、今は「高度情報化社会」と書かれています。つまり、情報より「伝え方」が勝つ時代とのことです。
同じ情報や知識を持つ不特定多数の他者よりも、自分が選んでもらうためにはその知識をどのような方法、角度で伝えていくか。
これが大切ということが非常によくわかりました。具体性に乏しい記述になってしましましたが、今後自分が情報を発信するにあたって気を付けていきたい点です。
では、人にプレゼンをする心構えとしては、どういうものがあるでしょうか?
プレゼンにおける「準備」「作戦立て」の大切さ
この本には非常にいろいろなポイントが記されていますが、私にとっては一番は「準備」が大切かなと。
話すための「作戦立て」を行い、「実行する」
その結果、失敗してもまた修正を行い、「作戦変更」する。
この過程を経ていくことで、成功できる話し方が身につくということが書かれています。ただし、最初の準備が不十分だと、なんの価値もない機会損失につながるとのことでした。
そのことに関連して人の話やプレゼンを聞くことの大切さも触れられています。
人の話を聞くことで、その人の話し方における作戦を見抜くことができるのです。それを参考にして自分の作戦をブラッシュアップさせていくという視点は新しいですね。
「名刺」だけで済まさない。「自己紹介」できる人になる
今までの記述と少しずれるのですが、「自己紹介」というものの重要性も学びました。
私の情報を1分間で過不足なく、相手に伝えられますか?しかも印象に残るように。
これは今後、自分が名刺をわたすときにプラスして、30秒~1分でプレゼンを行う「習慣」をつけていかなくてはなりません。その中で仮説検証を行っていきます。
正直、自分は今の会社では出世できていません。
能力には少しだけ自信はあるにも関わらずです。
出世できていない理由は、「自分の能力や熱意」を上司に伝えようとしなかったことに尽きると思います。幸い、今度から環境も変わるので、これはチャンスです。
この本に書かれている学びを実践していくことが大切ですね。